「自然が好き」で世界を変える

~生きものとの遭遇その1~

カタクリを見に行ったが、時すでに遅し。山道を下っていたその瞬間、目の前を茶色の座布団が流れていった。

下方の枝に着地したのはなんと「ムササビ」。お腹の飛膜は器用に折りたたまれている。

下山の楽しみを我慢して、アメを舐めて待つこと2時間。

枝先に行くも下を見下ろし、中々滑空しない。通りすがりの人に何をやっているかと尋ねられ、その度説明する。

あたりは薄暗くなり退散の運びとする。

ムササビと遭遇して、お腹の空きも忘れた、うれしい一日。